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訪問美容・掲示板④②

執筆者の写真: HeartsHearts

みなさんこんばんわ!

訪問美容師の廣田純也です。


毎日、暑い日が続きますが、そしてまた雨の日が来たりで…皆さんお身体はお変わりないでしょうか??

まだ夏ではないのにこれだけ暑く湿度が高いと、普通に生活する事すら大変になってきますね…

十分な水分補給と適度の塩分、そしてしっかり睡眠をとられてくれぐれも無理のないようお過ごし下さい。


今回の掲示板では「訪問美容師が高齢者施設から学ぶこと」について貼らせていただきます。

どうぞご覧ください。



訪問美容を始めてから11年。おかげさまで幾つもの高齢者施設様に行かせていただくようになりました。

本当に心より感謝の気持ちと、もっとみなさまのお役に立ちたい。そして訪問美容という仕事は、髪の毛を切る技術だけではなく、心で人を感じ、責任のある仕事であると自分に言い聞かせております。


訪問させていただくたびに、それぞれの施設様の雰囲気やあり方等から、たくさんの事を学ばせていただくことが、僕にとってかけがえのない経験と人生の宝物であると思っております。



今回は2023年6月より『SOMPOケア ラヴィーレ多摩川』さまに訪問美容師として初めて行かせていただいた時に学んだことを書かせていただきたいと思います。


最初にエントランスから入りドアをあけた時、何人もの職員の方から明るい「こんにちわ!」のお声が聞こえてきました。

その場にはご入居者様が新聞を読んでいたり、コーヒーを飲んでいたり様々な光景があたりまえのようにひろがっていて、それがとっても温かくて優しい気持ちに包まれました。



初日はヘアカットのご依頼をいただき、皆さま髪型・美へのこだわりがとてもあり、美容のお話しや何気ない会話がとても弾まれてサロンの中も賑やかに彩られていました。


初めて行かせていただくラヴィーレ多摩川さまでしたので、緊張でいっぱいの僕を、優しくフワッとみなさんが和ませて包み込んでくださったのを今でもはっきり覚えています。

本当にあたたかかったです。


カットが終わった方がお部屋に戻られる時には、すれ違う職員の方々が新しい髪型を褒めてくださる声と、その言葉に喜ばれる声がサロンまで聞こえてきました。


お一人ではいらっしゃれない方には、職員さんがついてきて下さり、職員さんとご利用者さまのご関係がまるでご家族のようで、あたたかさいっぱいに包まれていました。


あっという間に訪問美容の時間が終わり、訪問美容の最初から最後までの時間絶えず、どこからからも明るい声が聞こえていました。


ラヴィーレ多摩川さまは、入居されている方々、職員さん方、沢山の方がいらっしゃって、それぞれ年齢は違いますが、その中には間のない『家・家族』のようなあたたかい陽だまりのような施設様です。


おいくつになられても、明るくて元気な笑顔でいられることがとっても素敵だな!幸せだな!と心から感じさせていただきました。


そして、繰り返しになりますが『家・家族』のような高齢者施設である。これは言葉ではうまく表現ができないのですが…

本当に素敵で素晴らしいです。本当にあたたかさと感動の気持ちを学ばせていただいた、1日目でした。


それからずっと月に一度、行かせていただいております。本当にありがたい限りです。


あの1日目の日に、緊張ばかりの僕にくださったあたたかさと優しい笑顔を忘れません。


職員のみなさま、ご利用者様からあの日学んだことを忘れずに、これからも本当のあたたかさと優しさで美容の手を止めることなく改めて歩いて行きたいと自分に誓った1日でした。



〜美容を届ける側、受ける側、同じ一輪の愛の華〜


株式会社Hearts

廣田純也



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